「ある過去の行方」

2015.06.11.Thu.15:58
昨年、映画館で見そびれたこの作品、録画して観ました。
「ある過去の行方」2013年仏・伊作品

マリーアンヌが空港に男性アーマドを迎えに行くところから映画は始まります。
二人は協議離婚のため4年ぶりに会う。

かつて一緒に暮らした家には、マリーの娘二人と
マリーの恋人サミールの息子が一緒に暮らしている。

サミールとの再婚を上の娘は反対していてマリーに反抗的な態度をとっている。
手を焼くマリーに話し合って、と頼まれたアーマドは娘から衝撃の告白をうける・・・。

P6110043.jpg

サミールには鬱病を患い、今は自殺未遂で植物状態で入院している妻がいる。

サミールの妻はなぜ自殺を図ったのか。

見ていくうちにそれぞれの人間が段々と浮かび上がって
関係や思いがわかってくる、とても面白い作品でした。

こうして書くとサスペンス作品のようですが、
事件解決!というタイプのものではありません。

“ある過去”を見直して、じゃあまっすぐ前を向けるのかどうか、
少なくとも見ないようにして進んだところでどこかで躓くのではないか、
希望が持てるか持てないか、ラストシーンの受け取り方によって変わる気がしました。

* 絵とお人形は永遠の美少年に拍手ありがとうございました
* 他の記事にもありがとうございます

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コメント
No title
奥の深そうな映画ですね。
機会があったら、私も見てみたいです。

やっと「ダウト」を半分くらい見たところです。
カポーティ役をしていた彼は、この映画だと、「福留さん」(アナウンサー)に似ていませんか…?

まだ途中ですが、いつもと全く雰囲気の違う、メリルストリープに、圧倒されています(怖)

「教会でミサ」とか「神父さま」とか、縁のない生活をしていますが、「宗教」を持っていると、こんなにも生活が違ってくるんだ…なんていうところに興味が。。

うさこ様
後ろめたい気持ちや見当違いの思いとか
登場人物のそれぞれが抱え込む心が見えてきて、それが変化していくところが
描かれていて、面白い作品だと思います。

「ダウト」なホフマンでしょ。
福留さんに似てますか~?

メリルストリープにグサッとやられる・・・怖いですね~。
神様を信仰するのは、ある意味規律的ではありますが
寛容の精神は何処に行っちゃったんだろうな~と、
あまり信仰心のない者からすると、その世界が檻の中のように見えてしまったりしますよね。

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